呉 ピアノ教室「アマミーズ」  広島県

ピアノ教室アマミーズ 呉

作詞した曲の説明

最初に・・・
曲作りはマンガをつくるようなものでありコントをつくるそんな感じにもにています。32小節ならそこにあったネームが必要でコンテになる設計図ができてから形ができます。時間が4分なら、6分なら設定はどうしようと考えます。第一にオリジナル性(大下木の実の世界観)、次に内容、それに見合う演出や構成、そして最後に技術です。またセッションとはようようの事を試す・挑戦する場だと思っています。常にステージではいままで誰もしなかったことや通常ありえない事まで様々なことを試しています。もちろんそれは素人にありがちなコピーから始まり経験を積み重ねている段階ではありますが、決して気をてらう、ウケ狙いのような底の浅い目で観察しないでください。またPOPSは簡単そうにみえてこれをアレンジすることは非常に難しいです。あまりにもメジャーすぎて固定イメージが強いからです。大下のジャズは本来あるジャズではなく再構築された、再創造された音楽だとおもってください

オリジナルの曲、参考にした曲もぜひ聴いてください
動画OK、録音OKみなさんもどんどん私の曲をかえてください、私もどんどん変えちゃいます!

まず大下木の実用に書かれた曲のコンセプトは子供目線であるということです。中には大人用のテーマと共有している曲もありますが、全体的に物語がありその象徴がテーマでありアドリブはさらに物語の世界観を伝えるためのおかず的要素があります。なので出始め、盛り上がり、オチにいたるまで構成にはこだわっています。かと言ってこれはジャズでもありいくらでもライブの内容によっては変えられる余地があります。内容をより簡単に理解してもらうため演出には衣装や小物などオーバーなくらい使います(これに関しては子供はお得)ぜひ皆さんの意見も尊重して取り入れようと思ってますので遠慮なくご意見ください

しまなみ海道サイクリングの歌(take the A train)

これが今のスタイルを作った始まりの曲である。もともと英語が歌えない子供のため日本語を書くことになったのだけど、アドリブを歌わせるのにはいろいろと工夫がいりました。
スキャットを恰好で歌うのはおもしろくない。ので広島弁のセリフを入れてVoを充実させました。
実はこの曲を聴くたび私は12才年上の姉ちゃんが自転車で猛烈に飛ばして走っていた光景を思いだすたび口ずさんでいた曲だったのでまったく違う歌にするのに抵抗はなかったのですが、とにかくスタンダードを子供が歌うからとなめられてはいけません。奇をてらう訳ではありませんが動画をyoutubeにアップするときは検索がアップするようキーワードを選んでいます、ということで今回はダイアナクラールの構成を使いました。

ニャニャの歌(deed I do)

この曲は前回ライブハウスで一番盛り上がっていた外国人に木の実さんを紹介するために作りました。
結局前回ライブしたLush lifeと違う店で行うことになりましたがテーマのみ英語です。自己紹介をかね大好きなぬいぐるみの紹介です。
私と木の実さんにとってぬいぐるみは生きた動物と同じです。しゃべってるしご飯も食べています。動くのが当たり前の設定なので不思議な歌です。内容には初めてお客さんに話しかける会話が入っています。少しずつお客さん参加型の歌にしたいという取り組みです。
4バースもやってみました。が実際、木の実さん自身恥ずかしいのかまだ曲に乗れていませんでした。これは経験がまだ足りませんでした

私はジャズボーカリスト(someday my prince will come)

これもある意味自己紹介の歌です
まず「大下木の実」という子が広島にいてずっと歌って活動してるんだよということをCOMINのお客さんに知ってもらうことが大事と思ったからです。たたき台としたキースジャレットのイントロを使いました。鮮烈で歌のようなイントロです。
本当に5才の時から始めたので今11才でも6年もジャズをやっています、倒れやすい大きなコップにジュースをだされこぼしたこと、アイスをもらったけど吐いた事、いろいろなエピソードがありましたがだいぶ削りました。最後に「ここでしかジャズを歌えない」というセリフ、これは切実な現状を語っています。本当はもっともっと生演奏のお店が呉にもあれば楽しいのに、という意味です。でも現実はそうではない・・・ここでは4バースの時サポートの人に演奏を振ってみました。さぞびっくりしたことでしょう。
私の曲はよく聞いてないととんでもない大失敗をする危険性をいつも含んでいます。でもこのスリルがたまらない

うさぎの楽園(alice in wonder land)

ご存知「大久野島」のうさぎの歌です。いろいろとまとめているうちアナウサギといえば・・・というイメージだけでアリスを思い出しました。
しかもこのalice in wonderlandはぴったりの曲調でよく合いました。ただ大久野島のホームページを見てうさぎをスーツケースにいれて連れ去ろうとしたりいじめる人がいて注意が書かれてるのをみてびっくりしました。ぜひこのことは守ってほしいと思い歌詞にこめました。

光の村(how high the moon)

この曲は高知県土佐市にある「光の村」という知的障害者施設・養護学校の生徒みなさんのため私が書いた詩です。
毎年春になると神戸ジャズボーカリストコンテストに木の実をだしたいと思うのですがうっかり締切や課題曲を見るのも忘れ急遽1週間前に作り3日で覚えさせ4日練習しセッションで録音して応募したというめちゃくちゃな曲です。
でも内容にはいささかの後悔もなく充実したものになっています。ただ障害者というだけで重苦しいイメージを持っては欲しくない、しかし大事な情報は伝えなくてはといろんな資料をだして言葉を選びました。
これを聞いて当の本人は(発達障害・ADHD・自閉症をもつ兄)おもしろい歌だと思ったそうです。
次お母さんは何を作るんだろうといつも楽しみにしています。まあ私自身変人なので結構好みはにています。応募は結局落ちました。これを本選で歌えたらどんなに学校をアピールできたかと思うと自分の才能のなさに泣けてきそうです。世の中そんなに甘くない

2015年 夏(summertime)

今年の夏はとにかく暑かったです。いつもならそこまで辛くはないのですがトライアスロンというスポーツを始めて初めての夏を経験しました。ある日3種目の練習を1日でしようと天応に行ったときなんと公園に立ち寄ったとき水がなかったことです。あると思いポートピアに行ったのに元栓を閉じられていて本当に死ぬかと思いました。
まだトレイルバックとか知らずなるべく身軽にと手ぶらで走った私が悪いんですが「そこまでする?」と言いたかったです。しかも勤めているクリニックには連日ベットが埋まるという例年にはない現象、さらには熱中症警報なるものもでて今年はびっくりしました。これは歌として残しておかなくては。と書いたしだいです、しかしまさかsummertimeにぴったり合うとは自分もビックリでした。

恐怖・ゴキブリの歌(shadow of your smile)

これは夏になると私を悩ませるゴキブリについて歌いました。
とにかく私はゴキブリが怖いのです、跳ぶところ、黒いこと、音もさせず近づくこと、何もかもが嫌いです。かと言ってこの世にいなくてもいいとまでは思っていません。かれこれ古代から生きているとても貴重な生物ですからその生態を理解しようといままで何回本を読んで研究したことか、いまだに殺せません。
スプレーをかけたのも47年生きて今年初めてです。テーマは聞くと「ストーカーの歌か」と思わせるものに作っています。いつかタイトルの違う歌になるでしょう。セッションではついタイトルを言い忘れ進行してしまいましたがクイズ番組のようにナゾナゾがきいてかえって良かったかもしれません。たまには私の曲を聴いて頭をつかってください。

シンデレラ城ミステリーツアー(devil may care)

私は今CDを制作する準備を始めていますが、この曲はもしかするとCDにはならずライブでしか聴くことはできないかもしれません。
なぜかと言うとディズニーのOKが取れないかもしれないからです。シンデレラ城ミステリーツアーとはその昔ディズニーランドにあったアトラクションでそのころガイドをともない20分のツアーをする総勢100名のキャストをかかえるとても人気のアトラクションでした。
昨今ハロウィンなどとイベントが盛んで毎年その季節になると私はあのアトラクションを思い出します。内容はシンデレラ城の地下道を歩きいろんなディズニーの悪人を見て最後に二階のにあるスローンルームで悪の大ガマブラックコルドロンをあやつる悪の王ホーンドキング善の王ターランの光の剣で倒すというものですがこの歌にdevil may careをが合うと思ってしまってからは結構地獄でした。まず弾きながら歌えない・弾けないの両方を克服するため1か月かかりました。煮詰まったときは衣装を作りウダウダした制作活動となりました。展開も早いので何小節でネームがさばけるかナレーションの内容は理解できるか考えました。結果どうしても外せないものとして芝居をドラムソロにいれることにしました。世の中ジャズライブ中アドリブで1コーラス芝居がはいるのは世界に私1人かもしれません。ウケないとこれは超大失敗の人生の忘れられない汚点になることでしょう。でもとりあえず完成しました。めちゃめちゃミーちゃんは泣きました。というか泣かせてしまいました

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